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今日もマルタは海愛日和

maltableu.exblog.jp

16年のロンドン生活の後、スペイン人の夫と2歳目前の息子とオルタナティブなライフスタイルを求めてマルタ島へお引っ越し。ゼロから始まったその生活と日々の心模様を綴ります。

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アフリカンヒートウェーブ ~ 真夏のマルタで「書く」!_c0341410_18413557.jpg

おはようございます!
いやいやあっじぃ・・・マルタ島です
この週末はこの夏初のアフリカからの熱波(ヒートウェーブ)到来
この家を買って引っ越してから初めての夏
気がついたら「そうだ、この家、扇風機がなかったじゃん・・・」
死ぬ・・・この暑さ・・・(汗)
空気中の水分(高い湿度)がみんな煮詰まった感じ
息苦しい・・・

エアコンは完備のアパートなのだけれど
おすきーも私もエアコン嫌い
電気代が高いマルタで節約の気持ちがわかないわけではない
でもそれでも
さすがにヒートウェーブがくれば
エアコンつけよっか
と思わなくもない

ただ私たちはエアコンの気持ちよさはあれ
エアコンの部屋にいると違った意味で疲れるのだ
外の空気が入って流れてこないと息苦しくなる
エアコンで涼んで気持ちいいのに
しばらくすると襲う
あの「自然と離れた」妙な感覚

ということでエアコンはやはりできれば使いたくないので
でもやはり風の流れは必要!
そこで扇風機ではなく
今流行りの(?)サーキュラーなるものを今探している
マルタのお店ではあまりみないのでネットで検索中
扇風機よりも空気を循環させてくれる効果が高いらしい
次の熱波が襲う前に手に入れなければ!!!
ネットとニラメッコの自由時間

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✠✠✠

実は先月の終わりから
素晴らしいお話があっという間にトントンと進んだ

「たびこふれ」さんという旅をメインテーマにされたサイトで
ライターとして6回シリーズで書かせていただけることが決まったのだ!
(リンクはブログの最後↓に添付してあります!)

もうしばらく前のことになるけれど
まだロンドンで働きはじめてまもないころ
某新聞社で記事の編集のアシスタントの仕事をさせていただいていたことがある

いやそれよりもずっと前から
小学校のころ作文のコンテストで学年2位になったことがあった
高校では俳句のコンテストでこれも2位
なぜか私の人生2という数字がものすごく身近で
いつも1位じゃないところがミソなのだけど(苦笑)
まぁそれはいいとして・・・
小さなころから「書く」ということが自然だった

「好き」だったのかどうかはわからない
「好き」ということと「自然である」ということとは微妙に違う気がする

私にとって「書く」ということは
ある意味でとても簡単なことだった

大学でもエッセイの課題が多くあった
これをテーマに何文字でいついつまでに!とくる
友人たちが頭を抱えてウンザリしているのを横目に
私はエッセイとくればもうこっちのものだった

内容の良し悪しは別にしても
とにかく椅子に座って「さぁ書くぞ!」となると
自然に言葉が出てくる
そして大抵エッセイではいい評価をいただいていた
友人の分まで書いたこともある
その代わり私の苦手な語学とかプレゼンとかを手伝ってもらった

今でも毎日の生活の中で
おすきーは難しい場面で書かなくてはならない文章はいつも私に書かせる
どうやったらそんな風に書けるの!?!っていつも満足して喜んでくれる
相手のリアクションも良好なのだ
これは私の日本人的上手に気を配る性質と
自然に書けてしまうということが
美しくブレンドされた素晴らしい結果だと思う

✠✠✠

「書く」ということは
特に強く追い求めてきたわけではないけれど
いつもそこにあった気がする

息子が生まれ1年
そして母がなくなって1年の一周忌に
初めて本を自主出版した
といっても2冊だけ
1冊は父へ
もう1冊は父方の祖母へ
息子と亡き母に捧げた写真エッセイ集だった
文学にも情熱をもつ父が
心から褒めて喜んでくれてうれしかった

そしてマルタに移住してから初めたこのブログ
お休みしたり再開したりだけれど
なんとか書き続けている

それが功を奏して今回のことが決まったとも言えるので
続けているということはやはり力なのかもしれない

最近は英語でもブログを書いているのだけれど
これがおもしろい経験になっている

海外生活22年
家でも外でも
英語はもうすでに何年も日常語
日本語はえっちゃんとしか話さない毎日

そんな中の初挑戦
英語でもけっこうスラスラ書けるじゃん!
なんて自分を褒め称えながら書いているのだけれど
う~ん
どうも何かが違う

英語でも書ける
文章は出てくるし
そこに苦労はない
でも何かが違う

コトダマ(言霊)

この言葉のもつ深み、いや魔法が・・・足りない!のだ
日本語だと自分の文章からビンビン感じられるものが
英語だと感じられない

ボキャブラリーが足りない?
それもある意味ではあると思う
でもそれだけでもなさそうなのです

これは私の問題で
英語で読んでくれている人には
もしかするとちゃんと伝わっているのかもしれない
でも私的にはやっぱり違うんだ

日本語が私にとって母国語だから?
それとも日本語そのもののもつ力?
たぶんその両方だと思う

日本語はすごい

胃がシクシク痛い
というだけでお医者さんはわかってくれる

外国でお医者さんには
I have a stomachacheとしか言えない
どこがどう?ときかれても
このへんかな、あのへんかもしれない
痛みはちょっとです
ときどききます
それぐらいが精一杯

シクシク痛いってなんだ!?!(笑)
シクシク痛いとズキズキするの違いは!?!

文章の視点でいえば
英語では
強調したいところを大文字にしたりできるくらいだけど
日本語では
わざとカタカナ語をひらがなにしてみたり
(例:カレーライス→かれーらいす)
漢字をわざと変えてみたり
(例:頑張る→顔晴る)
とにかくいろいろな方法で文章という限界のある枠の中で
それはそれはいろいろなことがオリジナルに表現できる
雰囲気を自由自在に変えることができる

雰囲気はとても大事
届く魔法がその空気感で大きく変わる

✠✠✠

このブログは私の生きた証なので
えっちゃんにいつか読んでもらいたいのだけど
えっちゃんは日本語が読めない
それでなくても日本語は素晴らしい!

ひらがな・カタカナだけでも覚えてもらいたいなぁ
マルタ語まで勉強させられてヒーヒーのえっちゃん
えっちゃんの大好きなポケモンひらがなカルタでも買って
そそのかしてみよっかなぁ(笑)
そんなことをニヤニヤしながら考えている今日このごろです

みなさん、いつも読んでくださって
ほんとうにどうもありがとう!
ブログはもちろんのこと
「たびこふれ」さんの連載も是非見てみてくださいね!

✠✠✠

マルタは今日も青・青・青
毎日透き通る地中海に飛び込む瞬間が最高です!

空がどこまでも青く広がり
海が青く光輝き
朝から蝉がなき
真っ赤なハイビスカスの咲く
暑い暑い美しいマルタ島より
今日も愛をこめて



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# by santamariableu | 2020-07-29 18:46 |

by cupiditamalta